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私がケセラに登録したきっかけは、 嫁姑問題でした。
今まで、姑の信じられない言動に、 ほとほと呆れてしまい、 最近では同居していながら、口をきくのも顔を見るのも、 体が拒絶反応を起こしていました。
私の女兄弟は、皆姑と同居していて、 傍からみるとうまくやっていたと思います。 (今は他界しています)
そんな彼女たちから、よく言われていたこと、 「おばあちゃん(姑)に優しくしてあげて」 「患者さんだと思えばできないはずがない」と・・・。 でも何度言われても私の応えは「絶対に無理」でした。
そんな中、先日姑の姑が亡くなり、 仏様は我が家に戻ってきました。
葬儀が無事終わり、親戚が皆帰った後、 私は仕事をしているので、 これから四十九日までのことを、 どうしても姑に話さなければなりません。
姑は初七日〜四十九日まで週に1度、 お寺さんがお参りに来ることを知りませんでした。
「誰がそんなこと言ったの? それはお坊さんの金儲けでくるんだ」と 言い張る姑に対して、呆れてしまいましたが、 ゆっくり説明し納得してもらいました。
葬儀の最中も姑とは殆ど口を利くこともなかく、 今までは何か一つ言われるとムッときてしまい、 ゆっくり話をするなんてことはありませんでした。 しかし、話の中で、 「これから女同士協力し合って楽しくやって行きましょうね」と 言っている私がいました。 感謝や、侘びの言葉を 自らの気持ちで言うことは一度もなかった姑から 「よろしくお願いします」と、 小さな体を二つに折って深々と頭を下げられました。
話の中で「今まであった嫌なことは全て忘れるから」と 私が言ったところ、 姑は「私何か嫌なこと言ってたかい、ごめんね」って 言うんです。 正直「え〜っいっぱいあったよ」と 言いたい気持ちでしたが、 ここでこの流れを変えてしまってはと思い、ぐっとこらえて、 「そんなことないよ、色々自分の気持ちを話して、 分かり合いましょうね、何でも私に言ってね」 「体を大事にして、長生きしないとダメよ」って言うと、 「よろしく頼みます」と言って子供のように泣いていました。
それから1時間以上も、姑と色々な話をしていくうちに、 何故か姑をいたわる気持ちが湧いてきて、 今までにはない不思議な気持ちになり、 私心の中にあった何とも言えない違和感が、 すっきりしました。
私自身こういったことを話す為に姑の部屋へ、 行ったわけではなかったのですが、 自然にそのような流れになったのは、 舅の位牌と新しい仏様を祭られた部屋で、 亡くなった方たちの願いが、 私を動かしてくださったのだと思います。
そして、私達が仲良く暮らすことが、 亡くなった方達への、一番の供養になるのだと思います。
人を変える事は難しいけれども、 自分が相手の気持ちを思って変わる事ができれば、 そこで相手も少しずつ変わってくれるものなんだと 感じました。
今まで、姑から色んなことを言われ、 頼まれるまで何もしないと思っていました。 でも、それは私にとっては不本意なこと。
人生の半ばを超え、家庭を持って20年、 折り返し地点に達した今、 1度しかない人生、明るく笑顔で過ごせたほうがいい。
これからも色々なことが起きるかもしれませんが、 前を見て進んでいこうと心に決めました。
姑に対して自分の不本意な態度で接してきたことに、 ピリオドを打つことが出来るような気がします。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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