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まだ60代前半の義父が病で他界しました。 それ自体は、非常に残念なことであり、義母を気の毒に思います。 しかし、このことを機に、とうとう夫の口から「二世帯住宅」の五文字が飛び出しました。
夫は今、若くて元気な私なんかより、義母のことが心配で心配で仕方ないのです。それは無理もないことで、自分を産み育ててくれた母親が60代にして夫を失うことの心細さ、働いていないので年金だけでは生活も楽ではないだろうとの心配…。それら自体は私は否定しません。
しかし、同居も二世帯も、私には想像しただけで心臓がずっしり重くなり、ストレスを感じ、末恐ろしく泣きたくなります。義母は、さすがに今は精神的には参っていますが、まだまだ充分元気ですし、その気になれば働けるはずです。パートでも。炊事洗濯も自分でできます。持病もありません。何も一緒に暮らさなくても、うん千万というお金を費やして二世帯を建てなくとも、義母を支える方法はあります。スープの冷めない距離にアパートを借りるなどして引っ越してきてもらい、家賃を私達の方から少し援助するのです。それで、時々は会って交流し、一緒にご飯も食べ、それ以外はお互いの生活のリズムで暮らす。つかず離れず。近からず、遠からずです。それで、義母が本当に一人では生活がままならなくなった時に同居しても遅くはないのではないでしょうか。
考えるまでもなく、私と一人娘以外は、元は赤の他人です。夫と一つ屋根の下で暮らしていくことさえ(お互いにですが)気苦労が未だ絶えないのに、そこへきてついこの間まで見ず知らずの他人であった義母が登場となると、私はその先一生、遠慮に遠慮を重ね、義母や夫(義母に関する愚痴を息子である夫には言えない)に気を使いながら生きていかなくてはいけないのです。
そりゃ、夫にしてみれば、義母は実母であり、結婚して別に所帯を持つまで二十年近くも一緒に暮らしてきた、気の置けない血縁です。言いたいことは我慢せず言えます。でも、私は違います。他人です。身が持ちません。
先日、嫁が姑を消火器で…という事件が報道されました。 私はそらきたとばかりに「やっぱり嫁と姑は近付き過ぎるとよくないのかねー」と他人事のように言って夫の反応を伺うと、 「いや、あんたは大丈夫だよ」 との返事が…。
私は、夫は割りと妻の気持ちがわかる男だと思い込んでいました。 でも、この一言で悟りました。 やっぱり、夫は甘い! 私が日々、義母に会う時にどれだけ表に出さずとも気を使っているかを夫はわかっていない! 今まで何の表だった衝突もなく、一見円満な嫁姑としてやってきたのは、お互いに一定の距離を置いた上で、たまに会うだけの仲だからその場限りの遠慮、気遣いでやってこれただけだというのに。夫はそれを、「今まで仲良くやってこれたのだから、こいつ(私)ならお袋とも二世帯(あるいは同居)でもやっていける」と思っているに違いありません!第一、二世帯とはいえ隣に息子夫婦や孫がいると思えば、距離を保ってなどいられるわけがありません。気になって気になって、交流を図ろうとするのが人情ではありませんか。二世帯なんて中途半端に距離を置いたつもりになるくらいなら、いっそ別居のほうがいいに決まっています!
あぁ、まだ現実的に話が進んでいるわけではありませんが、私はこのことを考えるだけで動悸がし、憂鬱になり、ストレスをためています。
どうか、お互いが元気なうちは望まなくても衝突が避けられないので、何としても同居も二世帯も避けたいものです。好き嫌いではないのです。他人だから気を使う。それだけなのです…。わがままを言ってごめんなさい。でも、私には無理です。そんなに人間できていませんから。夫よ、私の両親がどちらか一人になったときに、一緒に暮らしてと頼んだら同居してくれる?絶対、二つ返事では首を縦に振ってはくれないでしょ?あなたが私の立場になって考えてみてね!
お目汚し、失礼しました。読んでいただいた方、どうもありがとうございました。少しすっきりしました。「二世帯、同居、反対!!!」 |
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