 |
スレ拝見しました。 まず、後半の不妊症治療に関しましては、私は専門外ですので、 コメントは控えさせて頂きます。クロミッドの功罪についても、 緒論あるようですので、何とも申し上げません。
私がちょっと気になったのは、前半のインフルエンザと解熱に 関してのご意見です。 文中、 >インフルエンザに罹ったとき、一番症状が重くなる人、又は 命を落とす多くの人に共通して言えるのは、「医者に行って風邪薬 をもらって飲んだ人」なのです。
という部分と、インフルエンザの治療法として、医療行為を何もしない ことが、確実な治療方法なのだ、という主旨の文面についてです。
私は、呼吸器内科の臨床医として、今まで多数のインフルエンザの患者を 診てきました。陽性反応が出た、発症後48時間以内の方には、当然 抗インフルエンザウイルス剤と、加えて二次感染による肺炎や気管支炎と いった細菌性疾患のリスクのある方には抗生剤を、38.5度以上の高熱 が長時間続く方には、やはり体力の消耗や熱性痙攣あるいは臓器への 負担などを考慮して鎮痛解熱剤を、それぞれ処方してきました。 少なくとも私の経験上、この投薬によって症状が悪化したあるいは命を 落とした患者さんは、おられません(自己判断で休薬した方を除く)。
確かに、インフルエンザウイルスは熱に弱く、感染後の発熱をむやみに 下げることは好ましくない、この点は同感です。 しかし、発熱とは少なくとも、細菌やウイルスを直接死滅させるために 身体が出すものではなく、細菌の活動を弱め、白血球中のリンパ球や NK細胞といった、ウイルスを減滅させる免疫細胞の活動を活発にするため のものであると、私は認識しております。 ですから、発熱当初は私も解熱剤は出しません、熱が上がりきった状態が 長時間続く時のみ、悩炎症リスクの少ないものを選んで出しています。 その上での対症療法による症状の緩和を見ながら、患者さんの免疫力による 自然治癒というなら、納得できますが。
総じて私が言いたいことは、医師の処方した薬でインフルエンザが重篤 あるいは落命ということは、私は賛同できないということ、医療行為を 何もしないことこそが、最良の治療法というご意見には同意できません、 少なくとも臨床医の一人として。
|
|
| |
|